「脳の誤作動と集中」
「脳の誤作動と集中」
タキサイキア現象と呼ばれるものがある。
要するに、突発的に危機を感じる状況に陥った時に、スローモーションのような感覚にとらわれる現象で、多くのひとが体験している。
私も何度か経験があるし、つい最近は息子が運動会で体験したようだ。
色んな説はあるが、人間の脳が危機の時に他の感覚機能を放棄して視覚情報処理に集中し、危機回避の可能性を探すため、通常よりずっと多い処理を行うため、そのわずかな時間帯だけ長く感じるという説がある。
最近、筋トレを再度始めた。
週3回位原宿スタジオから近いGYMに通っている。
まだ、適当にやっているので効果はそれほどではないが、確実に腕、肩、胸、足は太くなり、服が小さく感じる。
お腹は運動以上に食事が大事なので、夜遅く食べて飲んでいる習慣をまだ完全に直してないので
中年太りのこの体型を中々変える事が難しい。
最初はランニングマシーンで10分、
軽い筋トレで全体的な身体の部位を30分、
その後、地下に移動して サンドバッグでボクシングを10分
最後に決まった部位を50分、集中して筋トレするようなルーチンをしている。
約1時間40分間、
知り合いもいないのでひとりで黙々と鏡越しの自分の筋肉を見ながら汗を流している。
確かに、身体は筋肉に集中しているけど、頭の中は90%やりたい仕事や、やり残している仕事の事が自然と浮かんで来る。
忘れていた仕事まで浮かんで来るので、自然と運動が終わる頃には、頭がリセットされた気がしてGYMから出て表参道の道を歩いている時は身体が軽い。
人間の脳は不思議な仕組みだと思う。
何かに集中する時に時間の流れを早く感じる。
例えば、私が運営している子供写真館で働く場合、平均二人(カメラマンとアシスタント)で一日3組の家族を対応する。
最初の挨拶から、衣装選び、撮影、アシスタント、写真分類、モニター、会計、挨拶
この1時間30から2時間を子供や家族から気を緩むのはできないのでずっと集中する。
ひと組の撮影が終わって、違うチームが撮影をする間に少し休憩するとまた次のお客様が来店して同じ事を繰り返す。
一日の時間の経過が本当に早いなといつも感じていたのを覚えている。
このようにずっと何かに集中している時は余計な事を考える余裕がないので充実して仕事をする事が多い。
2017年度も年内は業務的な予定が決まっており、最近は来年度の計画の準備をしている。
もう今年も終わったのか!
本当に早いな